海外で生まれ変わった男のバイリンガル日記

コミュニケーションから逃げ続けた学生時代。人嫌いを克服するために人口世界1位の中国に飛び込むことを決断。ニーハオしか知らないゼロの状態から、現地人と対等にビジネスで渡り合うまでになった道筋を公開!得た経験をもとに英語の基礎を3ヶ月で習得。実践で培ったストリートな言語スキルをお伝えします。

ご挨拶〜言語学んだ先に広がる未来〜

こんにちは、トモと申します。

 

このブログの趣旨を一言でいうと、
言語学習で挫折する人を減らすこと』です。

留学などをして、色々な国の学習者を見てきました。

中国、韓国、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、
ベトナム、アメリカ、カナダ、ロシア…

他にはヨーロッパの人もちらほらいました。

 

僕自身もそうだったのですが、
他の国の学習者と比べると、日本人は上達が明らかに遅いのです。

その中でも話すこと(スピーキング)に関しては、
1番苦手意識を持っている国だと言えます。

なかには勇敢な日本人もいて、
まったく話せないのに海外の輪に飛び込むのですが

そういった人は少数派です。

 

自分自身も言語を勉強しながら、
なんでこうも差が出るんだろう?と考えていました。

シャイだと言われる性格も影響はしていると思います。

失敗を恐れて、実践をためらう人も
他の国よりは多くいます。

でも、本当にそれだけなのだろうか?
疑問に思ったのです。

 

実際に自分でゼロから中国語を学んだのですが…

なんとか日常会話ができるようになるまで、
1年以上はかかりました。

自信を持って話せるようになるまで、2年かかりました。

 

伸び悩みを脱却するために行ったこと 

上達するきっかけになったのかがなにかを振り返ってみると、
ひとつの要因としては、実践しやすい環境にいたことです。

そして、もうひとつあります。

 

それは…

今までの言語学習の先入観をすべて捨てたことです。

 

言語を学ぶことをイメージすると、
真っ先に思い浮かぶのは英語だと思います。

義務教育で「英語」という教科で学ぶものだからです。

文法をつめ込まれ、単語の意味とスペルを暗記させられる。

英語嫌いがなぜか多く生まれる
不思議なシステムのあれです。

 

僕は他の人と比べれば、
学校教育の影響は少ないほうだと思います。

というのも、中学校の頃にはすでに
ドロップアウト(脱落)していたからです。

高校では退学経験もあるほど、
学校の勉強が向いていないタイプでした。

 

影響は受けていないつもりでしたが、
中国語を学び始めたときは、完全に英語教育のやり方で学んでいました。

半年ほど勉強を継続しても、ほとんど上達を感じられませんでした。

実際、進学に必要なHSK(中国語検定のようなもの)が取得できずに、
いきなり留年の危機に見舞われたほどです。

 

半年やって結果につながらないのなら、
1度やり方を見なおそうと思ったのです。

今までのやり方はすべて捨てて、
実際に身につけていった人のやり方を真似することにしました。

 

そこから毎日、ペラペラと中国語を話している人を
観察し続けました。

直接話を聞いて、どんなことを意識しているのか質問したり、
どんな勉強習慣があるのか聞いたりもしました。

毎日観察して、色々な意見や考えに触れていると、
少しずつその中にある共通点が分かってきました。

中学校のときに受けた英語の授業のやり方とは、
ほとんどすべてと言っていいほどアプローチが違うのです。

なかには共通したこともあるのですが、
学ぶ順序などが大きく違っていたりします。

 

観察しながら見えてきた共通点を
ひとつずつ自分に取り入れていきました。

最初は頭で考えてしまい、
このやり方は自分らしくないなぁと思いながらでしたが・・・

そこはひとまず試してみようと自分に言い聞かせました。

 

言語の学習の世界は、面白いほど二極化されている

上達を実感している人は、本当にどっぷりと言語にハマっており、
日に日に上達しているのが傍から見ても分かるほどです。

伸び悩んでいる人は、常に言語に対しての愚痴であふれ、
あたかも憎き敵のように言います。

勉強も歯を食いしばって、辛そうな顔で我慢しているように見えます。

 

後者の人がどうなるかというと、
大体1年経たない内に脱落し諦めます。

心に残るのは、挫折感と言語が苦手だというコンプレックス。

多くの場合、2度と言語に挑戦することはありません。

 

同級生だった人が下級生に落ちていく、
最後にはあきらめて日本に帰っていく。

その姿を何度も見届けてきました。

 

そのときは、僕自身も必死だったので、
彼らを励ます言葉すら浮かびませんでした。

 

ですが、今なら・・・

諦めようと思っている彼らを
引き止めることができたのにと思ってしまうのです。

 

挫折と上達の差を分けるのは、
ちょっとした違いだからです。

それは決して、魔法の壺のような
マスターするための秘訣を見つけることではありません。

最高の勉強法を探すほど、挫折に一直線で向かっていきます。

 

いきなり夢を失くすようなことを言いますが…
それが真実なのです。

学ぶ上でのコツはありますが、
魔法は存在しないことに気づいてください。

 

魔法を探すことが目的ではないということ。

あなたが身につけ、会話をする楽しさを実感すること。

そこにしっかりとフォーカスしてください。

 

自慢したくなるかもしれません

その喜びを追求して、楽しみながら知識を増やしていく。

そして、最強の勉強法である「コツコツやる」という
シンプルな反復練習。

最大の秘訣を実直にやるあなたは、
1年後には誰もが認めるグローバルなコミュニケーターになっています。

言語の土台であるコミュニケーションのスキルを磨けば、
怖いものはありません。

多くの人が感じる言葉のバリアを
あなただけは、するっとすり抜けていけるようになるのです。

羨望の眼差しで見られることもあるかもしれません。

そこまで到達する努力を継続したのですから、
1度はどっぷりと優越感や恍惚感を感じてもいいでしょう。

ただ、その感覚もいつか飽きてきます。

 

そんなことよりもっと学びたい。

もっと色んな世界を見てみたい。

 

そんな気持ちがフツフツと湧いてくるのです。

 

言語を身につける前には、
想像すらつかなかった自分や未来が広がっています。

先が見えないことは、恐怖だと感じる人もいるかもしれません。

 

確かに身につけた先の未来は、
学ぶ前には想像することはできません。

ですが、僕がひとつだけあなたに約束できることがあります。

 

その見えない未来は、決して悲観的なものではなく、
あなたの可能性が広がり、世界とつながっている未来です。

そこから先の道は、あなた次第で無限に広がり続けます。

 

子供のときに遠足をワクワクしていたように、
どんな旅になるか心を踊らせてください。

見えないからこそ面白い。

 

1年後、2年後…

未来でどんな自分が待っているか楽しみにしながら、
日々の勉強を楽しみながら言語を学んでほしいなと思います。

ですが、なにも持たないまま進み続けるのは不安です。

 

僕が10年前に知りたかったことを
このブログに書き記していきます。

ひとつの道標として、活用して頂ければなと思います。

 

まずは、言語の世界にようこそ!

 

ともに学んでいく仲間が増えていくことを願っています。

では、よろしくお願いします。