言語を学ぶ=アートを学ぶ
こんにちは、Claire(クレア)のトモです。
言語というと、まず頭に浮かんでくるのは、
学校で学んだ英語だと思います。
そのイメージがあまりにも強いせいか、
「言語を学ぶ=教科であり学問」と考えてしまうかもしれません。
確かに、様々な知識を学ばなければなりません。
なので、知識を学ぶという側面はあります。
言語=アート
実際に使うとなると、
教科というよりは、完全にアートの世界です。
教科というイメージが強いと、
単語を覚えたり、文法のルールを暗記することにとらわれます。
そういった知識を詰め込むのも大事ですが、
その目的はなんなのかという考えが抜け落ちてしまいがちです。
『言語=アート』だと考えると、
自分自身の考えや感情を言葉というものを使って表現する。
かなりクリエイティブな営みだと言えます。
そして、自分も表現するように、
話している相手も自分を表現しています。
相手の伝えたい意味や意図を感じ取る。
それが、本来のリスニングの在り方かもしれません。
みんなが完全に自由に表現してしまうと、
めちゃくちゃなことになってしまうので
ある程度のルールに則って表現していきます。
文法のルールや単語の意味というのは、
お互いの意思を伝わりやすくするために
共通の認識を持っておくという働きもあります。
基準はあなた自身
こう考えていくと・・・
言語を学ぶというのは、
あなた自身が表現者となり、自分を発信していくことです。
もしくは、相手の表現を感じ取り、
理解するというように芸術を嗜むようなものです。
アートには絶対の正解がありません。
僕の中では、言語にも絶対の正解はないと思っています。
ひとつの表現であっても、人によって伝え方は異なります。
言い換えれば、伝え方は無限にあるということです。
確かにお決まりの表現フレーズなども存在しますが、
実際には、数種類・数十種類の表現方法があります。
その中にも、ある程度のパターンというものがあるので、
重要なものをピックアップして学んでいく感じです。
まず考える必要があるのは、
あなた自身がなにを表現したいか、どう表現したいかです。
基準は常にあなた自身です。
あなたの伝えたいこと・表現したいことがあるから、
それを伝えるためにフレーズを学ぶ。
覚えなければならないではなく、
伝えたいから学ぶ必要がある。
そういった意識で言語に取り組んでいくと、
学ぶ姿勢そのものが大きく変わります。
決して、やらされる勉強にはなりません。
あなた×言語=あなたの作品
学んだ単語や文法のルールを使って、
自分が感じていることや思っていることをカタチにしていく。
作品というと少し大げさですが、
あなた自身に言葉を掛けわせて、小さな作品を生み出していくことです。
すべて、あなたという存在があってはじめて、
言語というツールが生きてきます。
言語はあくまで、表現するためのツールであって、
土台となるのはあなた自身です。
ただ暗記して、ただ復唱するだけ。
そんな文やフレーズには色は出ない。
最初は、表現すること自体が難しいので、
よく使うフレーズや文法のパターンを学びます。
ある程度、基本となるカタチを取り入れたあとは、
あなたの思考や経験に言語を掛けあわせて発信してください。
そのとき目の前に広がっているのは、
学校で知った英語の授業とは全くの別世界です。
自分という存在をクリエイティブに発揮し、
表現するという興味深い世界です。
だから、僕は言語にどっぷりハマっているのだと思います。
かなり面白い世界です。
グローバルなアートな世界があなたを待っています。
そんな気持ちからはじまる言語学習があってもいいのではないでしょうか?
では、また更新します。