海外で生まれ変わった男のバイリンガル日記

コミュニケーションから逃げ続けた学生時代。人嫌いを克服するために人口世界1位の中国に飛び込むことを決断。ニーハオしか知らないゼロの状態から、現地人と対等にビジネスで渡り合うまでになった道筋を公開!得た経験をもとに英語の基礎を3ヶ月で習得。実践で培ったストリートな言語スキルをお伝えします。

言語を身につけることを困難にする意外な特徴とは

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こんにちは、Claire(クレア)のトモです。

 

今日はこれまで、言語を学んでいる人を観察してきて

発見したことをシェアしていきます。

 

僕も言語を学んでいるので、

言語を学んでいる人を観察する習慣があります。

 

言語は続けていくのがすべて

言語を身につけるには、

ある程度のまとまった期間が必要です。

 

継続力というひとつの言葉でまとめることもできます。

 

これまでは、継続力というのは、

生まれつき持っている特徴のようなものだと思っていました。

 

でも、実際は違うことに気づきました。

 

言語を学ぶのが次第に辛くなって来る人と、

そこまで苦がなく続けていける人の違いをお伝えします。

 

それは…

 

頑張りすぎないことです。

 

勉強するのに、頑張らないなんておかしいと思われたかもしれません。

 

頑張らないと言っても、

勉強をしないということではなく

 

自分なりのペースをもって、

ゆるくやっていくことのできる人を指します。

 

ここで大事なのは、自分に合ったペースだということ。

 

最初からガンガン勉強するのが苦にならないタイプも存在します。

 

ですが多くの場合、

最初の3日ぐらいがモチベーションのピークです。

 

その後は、ガクっとやる気が下がります。

 

そうなってくると、勉強をやる気が起きなくなります。

 

英語や中国語を身につけたい気持ちはある。

だけど、やる気が起きない。

 

当然、やめる方向にむかってしまいます。

 

いきなり頂上を目指すのは困難

「よし、やってやるぞ!」と意気込んではじめると、

いきなり大きな目標を設定してしまいがちです。

 

1年でネイティブレベルの会話力を身につける。

6ヶ月でTOEICで満点を取る。

3ヶ月で映画を字幕なしで理解できるようになる。

 

これらの目標は、時間の設定にも無理がありますが、

それと同時に目指しているレベルが非常に高いです。

 

ここまでのレベルをいきなり目指すのはオススメできません。

 

実際に到達するまでは、1年〜2年といった

長いスパンで考える必要があります。

 

さらに、その期間ずっとコツコツと

継続していかなければなりません。

 

続けることさえできれば、

これらの目標を達成するのは可能です。

 

ただ、これだと達成感を味わうのは、

少なく見積もっても1年後です。

 

行動を継続し、時間さえかけることができれば、

言語を身につけることができます。

 

でも、実際は継続自体が難しいと感じる人が大半です。

 

小さなハードルを超えて勢いをつける

では、どうやって続けていくのか?

 

まずは、小さなハードルから始めることです。

 

今の自分にも超えられそうだと感じられるものにします。

本当に簡単すぎるぐらいのものを設定します。

 

それをこまめに置いていきます。

 

ひとつ超えたら、少しだけハードルを上げます。

 

「少し難しそうだけど、なんとかできそう。」

自分でちょっと背伸びしているぐらいがベストです。

 

小さなゴールを作る。

通過する頃に次の新たなゴールを作る。

 

小さなゴールを通過し、達成感を味わいながら、

次に目指すところも決めていく。

 

やるときは、目の前のゴールを通過することに集中する。

 

ひとつのゴールを通過する度に、

喜びを感じ背中を押してもらうことができます。

 

ひとつ、ふたつと通過していくと、

次第に勢いが出てきます。

 

勉強するサイクルが回りだし、流れに乗ってきた証拠です。

 

雪だるまを作るときも、最初は小さいですが…

コロコロと転がしている間に大きくなってきます。

 

雪だるま式にやる気が高まり、

達成感を味わいながら成長していきます。

 

その秘訣は、小さくスタートすること。

そして、ゆったりと学んでいく。

 

小さな1歩を侮ってはいけません。

 

ほんの小さなきっかけが、小さな流れを生み出し、

大きな結果を作り出す源流となります。

 

これが、バタフライエフェクトというものです。

 

僕が英語を学ぶと決めた日は、

ただ会話のフレーズ集を1冊買って机においただけです。

 

本すら開いていません。

 

次の日は、ペラっと1ページか2ページほど読んだだけです。

 

最初のスタートは、

これぐらい小さなところからで大丈夫です。

 

安心してください。

徐々に勢いがついてきますから。

 

そこでスイッチが入りますので、

そうなったらガンガン学ぶ量を増やしていきましょう。

 

まずは、流れの起点を作ること。

 

小さな行動があなたの1年後を変える。

その可能性を少しでも感じた瞬間が動くときです。

 

焦る必要はありません。

 

あなたのペースで言語を楽しんでいきましょう。

 

では、また次回。